魅力のあるアンティーク家具の購入時に注意したいことは?


大型の家具は価格だけでなく使い道も検討しよう

アンティーク家具は、半世紀以上前に希少な木材で製造されたものや、著名な職人やデザイナーが関わっているものもあり、国内外の資産家やコレクターなどから高く評価されています。アンティーク家具の中には、家庭向けで数十万円から百万円程度と比較的リーズナブルな価格で購入できるものもあり、インテリアを揃える際に選択肢に入れる人も少なくありません。そうした中、特にテーブルや食器棚、クローゼットなど大型のアンティーク家具を購入する際は、設置や掃除、修理などに時間が掛かることがあるため、価格ばかりでなく使い道についてもよく検討することが大切です。また、機会があれば、販売店のスタッフの他、実際に大型のアンティーク家具を日々の生活の中で愛用している人に話を聞いてみるのも良いでしょう。

経年劣化が進みやすいものは手入れの方法を覚えよう

様々なアンティーク家具の中でも、経年劣化が進みやすい木材を多く使用しているものは、使用環境や頻度によって汚れやカビなどのトラブルが起こるリスクがあります。特に、形状が複雑なアンティーク家具については、家庭内で十分に手入れができず、ほこりが溜まりやすくなるため注意が必要です。こうした問題に備えるには、アンティーク家具の購入前に基本的なお手入れの方法について販売店で説明を受けるのはもちろんのこと、修理や部品交換を専門とする業者を探しみましょう。なお、手入れにかかる費用については、家具の種類やサイズ、経年劣化の程度などに大きく左右されるため、複数の業者の見積もりを取ったうえで依頼先を決めるのがポイントです。

アンティーク家具は、量産品には見られない希少な木材をふんだんに使っているものや、熟練の家具職人が設計から関わっているものもあり、国内外の家具の愛好家に親しまれています。